育休取るなら読むブログ

アラサーサラリーマンが1年の育児休業を取得した体験談を書くブログです

MENU

育休取得を伝えるタイミングについて

育児休業を取得することを周りに伝えるのって躊躇しますよね。

育休取るのは決めたけど、いつ上司に伝えようか。反対されそうで言いづらいな。

法律上は育休取得の1ヵ月前までに会社に伝えればOKです。・・・が、取ると決めたのであれば早めに伝えてしまいましょう。

この記事では、育休取得を早めに伝えた方が良い理由やその際の伝え方、注意することについて紹介します。

 

早めに伝えた方が良い理由①

育休取得を意識した仕事の割り振りになる

上司は先の事まで考えて仕事の割り振りをしています。

育休に入ると分かっているのであれば、「長期プロジェクトのメンバーに入れない」等の業務の割り振りができ、効率的な人員配置ができます。

また育休取得によりマンパワー不足が予測される場合は、他部署からの人員補充や派遣社員採用といったことをする時間も出てきます。

逆に早めに伝えないと長期プロジェクトのメンバーに入ってしまい、不要な引継ぎまで発生してしまう可能性があります。


早めに伝えた方が良い理由②

自分のモヤモヤが晴れる

「自分の気持ちの問題かよ」と思うかもしれませんが、いつ伝えようか悩んでいると仕事が手につかず、パフォーマンスが落ちます。

周りからも「あいつ集中してねえな」と思われてしまうので、早めに伝えて仕事に全力コミットした方が良いです。

 

伝え方

■取得期間

取得期間についてまだ悩んでいる方は、とりあえず長めに伝えることをオススメします。

3ヶ月か半年で悩んでいるなら「半年」と伝えましょう

後から取得期間変更となった際に、当初聞いていた期間より長くされるよりも短くされる方が聞く側としては助かります。

もちろん長く伝える分、最初に会話した時の反応は固くなるわけですが、育休を取ることを伝えた時点で相手の反応は固くなるので、思い切って長めに伝えてしまいましょう。

 

■伝える順番

育休取得を伝える順番は下記の順番が良いです。
①直属の上司
②①の上の上司(部長ぐらいまで順に)
③部内の先輩(上位者から順に)
④同僚や部内の後輩、取引先の人
⑤他部署の人

直属の上司を飛び越えて、より役職が上の上司に伝えてしまうと、直属の上司の面目が潰れてしまうので注意してください。

また取引先の人に伝える際には「今の業務を誰に引き継ぐか」を聞かれるので、上司から引継ぎ先を聞いてから伝えるようにしましょう。

引継ぎ先がなかなか決まらず、一部取引先には直前の連絡になってしまったことは後悔

人事に伝えるのはどのタイミングでもかまいません。

育休制度について不安があるのでしたら①より前に相談しても良いですし、上司との育休取得の合意が取れてからと考えているのであれば②と③の間のタイミングでも良いです。

自分は後者でした。

 

■注意すること

パワハラ気質の上司に伝える時には、護衛のためiPhoneボイスレコーダーをこっそりオンにして伝えましょう。

もちろんうまく録音できているか事前に練習もしておきましょう。

また①~⑤の各グループ内では、口の堅い人から順に伝えるようにしましょう。

 

自分の体験談

自分は育休を取得すると決めたら、すぐに上司に伝えました。

■実際の報告スケジュール
私(ピーコック)の場合

12月後半 妻から妊娠報告を受ける
年末年始 育休取得を検討
1月    直属の上司に相談
2月    部長に相談
6月頃~  部内の先輩から順に報告
8月後半 育児休業取得開始

8月後半が出産予定日だったので、約半年前に伝えています。

 

「上司に相談」と書いていますが、実際には取得することの報告に近い形でした。

育休取得は権利ですし、「考え直してくれ」みたいな話になり結論が出ないことを避けたかったのがその理由です。

ただ育休取得が権利だからといっても、育休終了後に戻る職場なので波風立てないようにする必要はあります。

「期間には余裕を持って伝える」「引継ぎはしっかりとやる」あたりは最低限しましょう。

 

■上司のリアクション

自分が育休取得を伝えた際、上司の反応はこんな感じでした。

◆直属の上司

マジか、お前が今やってる仕事は誰が引き継ぐんだよ。ま、それは部長が考えることか。

◆部長

分かりました、開始タイミングが確定次第教えてください。また引継ぎは漏れなくするように。「時間切れ」は許されません。

といった感じでした。

改めて思い返してみると否定も拒否もされておらず、優しい上司に恵まれています。

 

まとめ

「育休を取得すること」は非常に言いにくいですが、育休終了後に共に働く上司・同僚との関係を悪くしないよう、早めに伝えてしまいましょう。

案ずるより産むが易し